車の売却を考えた時に愛着のある車を売るなら高く売りたいと思うのが普通ですよね。
しかし長年乗った車の場合、下記のような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
- 10万キロを超えた車が売りたい
- 10万キロを超えた車でも売れる理由を知りたい
- 過走行の車を少しでも高く売りたい
などのことを考えていませんか?
たしかに少し前まで、車の寿命は「10年10万キロ」とよくいわれていました。
今でもそう思っているのであれば
- 10万キロを超えた車は売れないの?
- 10万キロを超えた車って売れるの?なぜ?
- ボロボロの車でも高く売る方法を知りたい
などの疑問があるはずです。
この記事を読んだ後は、きっとそんな疑問はすべて解決しているでしょう。
先に言っておきますが、10万キロを超えた車でも十分に買取価格がつきます。
ではその理由から説明していきましょう。
走行距離は10万キロ以上でも値段がつく?
普通の人は「10万キロを超えた車は売れない」と思っている場合がほとんどだと思います。
しかし10万キロを超えた車は十分値段がつくのです。
その理由は下記の3つがあるからです。
- 売る車が人気車種で需要がある
- 国内で再販できなくても海外で需要がある
- 車の部品やパーツに価値がある
ではこれら3つの理由をわかりやすく説明していきます。
売る車が人気車種で需要があるから

軽自動車やミニバンなどは需要が高いので、安く買いたいと思っている人が一定数います。
そのため10万キロを超えた車でも十分走行ができるので、安く買えるならそれでもいいという人の需要があるのです。
また新車の時には高くて買えないような高級車だとしても、10万キロを超えて値段が下がるのを待っている人もいます。
このような人達に需要があるため、買取業者も人気車種であれば10万キロを超えていても高価買取してくれるのです。
ハイブリッドカーに関しては、バッテリーの不安からあまり高く売れないと場合があります。
国内の再販ができなくても海外で需要がある

四駆や商用車などの耐久性が高い車は海外で人気があります。
それに日本車は品質も高く、東南アジアでは非常に需要が高いといわれているのです。
最近の日本車は20万キロや30万キロでも不具合なく乗れるため、海外の人は10万キロを過走行だと思っていません。
その上日本人は車を大切にするので、日本の中古車は非常に高値で取引されています。
そのため海外に販路を持つ買取業者は、需要が高い海外に10万キロ超えの車を輸出するので高価買取が可能になるのです。
ランドクルーザーやハイエースは耐久性も高くてとくに高値で取引されています。
車の部品やパーツに価値があるから

売りたい車が人気車種でもなく海外で人気がある車でもない場合でも、車の部品やパーツに価値があるため売ることができます。
中古部品は同車種の修理に使われたり、長く乗り続けたい人の補修用の部品として需要があります。
オプションパーツは他の車に流用できるものであれば高価買取も可能です。
さらには車自体の鉄に価値があるため、最終的には資源として売ることもできます。
こうした理由から、どんな車であっても10万キロを超えていても値段が付くのです。
鉄だけでも2〜3万円で売れるといわれています。
このように10万キロを超えた車でも十分値段がつくのです。
10万キロ乗った車の買取価格を調べてみた
ここまでの解説で10万キロを超えた車でも十分値段がつくことはわったと思います。
では実際にどれくらいの値段で売れるのでしょうか。
以下の3車種の買取価格を調べてみました。
ジャンル | 車種名 | 年式 | 走行距離 | 買取相場 |
コンパクトカー | ホンダ フィット | 2011年式 | 10万キロ | 17.7万円 |
ミニバン | 日産 セレナ | 55万円 | ||
軽自動車 | スズキ ワゴンR | 30.4万円 |
※買取相場出典:ナビクル「下取り・買取相場」より
どの車も10万キロを超えていても買取価格がついていますね。
買取る側からしてもこの値段で買い取ったとしても、十分再販で利益が出るということです。
また実際にいくらぐらいで再販されるのか、似た条件の車の販売価格を紹介しておきます。
ジャンル | 車種名 | 年式 | 走行距離 | 中古販売価格 |
コンパクトカー | ホンダ フィット | 2011年式 | 10万キロ | 39万円 |
ミニバン | 日産 セレナ | 89万円 | ||
軽自動車 | スズキ ワゴンR | 49万円 |
※販売価格出典:カーセンサー(2018年12月現在)より
もしかしたら「10万キロを超えた車もこんなに高く売られているの?」と思ったかもしれません。
上記の中古販売価格を見ると、どの車種も20〜30万円ほどの金額を上乗して再販されていることがわかります。
この金額で再販されているということは、それだけ需要があることの証明でしょう。
また中古販売価格が高くなるのは、整備費用や人件費がかかっているからということもあります。
ただし「この結果はあくまでも人気車種に限った話では?」と思っている人も多いかもしれません。
そこで「10万キロを超えてボロボロになった車」をどう高く売るのかも詳しく説明していきます。
10万キロ以上の車を高く売る方法
車を10万キロ以上乗るということは、それなりに年数が経っているかもしれません。
一般的に年間走行距離の平均は1万キロと言われています。
もし平均的な使い方をしていれば、10万キロを超えるまでに10年はかかります。
10年乗っていた場合は、その車はそれなりにボロボロになっているでしょう。
しかしそんな車でも高く売れる方法があるので詳しく紹介します。
買取業者を複数競わせる
10万キロを超えた車はどうしても安く買い叩かれてしないがちです。
しかし10万キロを超えている車でも、十分価値があることはもうわかって頂けたと思います。
普通ならばできるだけ高く買い取ってほしいと思うでしょう。
そこでオススメなのが、複数の買取業者を競わせること。
これを「相見積もり」といい、車を高く売るための方法として有名です。
各買取店はライバルがいない場合、できるだけ利益を多く出そうとして車を安く買い取ろうとします。
しかし他にライバルがいる場合、他社より高く買い取りたいと思うので査定価格を限界まで上げてきます。
そうすることによって車が高く売れるのです。
そしてその相見積もりを簡単に依頼できるのが「車一括査定サイト」です。
車一括査定サイトが便利

通常の相見積もりを取る方法は、自分で買取店をいくつも回らないといけません。
それでは時間もかかるため、多くの人が面倒と感じて途中で諦めてしまいます。
そんな時に便利なのが「車一括査定サイト」の利用です。
まずは車一括査定サイトが何なのかを説明していきましょう。
車一括査定サイトは愛車を素早く高く売却できるサービス
車一括査定サイトを簡単に説明すると、一度の申し込みで複数の買取業者に査定の依頼ができるインターネットサービスのこと。
売りたい車の情報を入力するだけで、最大で数十社に査定の依頼が可能です。
また査定の依頼を受けた買取店は自宅まで出張査定に来てくれるので、自分で複数の買取店を回る必要もありません。
無料で複数の買取店が査定をしてくれるので、相見積もりが簡単にできるのです。
車買取オークションもオススメ

一括査定サイトをつかえば複数の買取業者に査定依頼が出来るので、手間も時間も短縮できて車を高く売却することができます
しかし何社も電話や査定の対応をするのは疲れてしまいませんか?
たしかに一括査定サイトを使えば、たくさんの買取業者に査定を依頼できます。
ですがいくつもの買取業者とやり取りをするのは大変です。
そこでオススメなのが車買取オークションのユーカーパックです。
査定をおこなうのはユーカーパックの1社だけで、その査定額を元に複数の買取業者からオークション形式で入札をしてもらえます。
入札額はそれぞれの買取業者が見られるので、競合もできて価格も上がりやすい仕組みになっているんです。
さらに売買契約の成立後もユーカーパックが間に入ってくれるので、買取業者と直接やりとりをしなくて済みます。
面倒なことはほとんどユーカーパックがやってくれるので安心です。